あなたを嫌いにさせないで

親がイヤ。誰にも言えない愚痴。

もしも娘に初潮がきたら

昨日の続きです


その後、中学1年の3学期も終わる頃
生理が始まった


知識はなんとなくあったので
生理だとはわかったけど
下着に血が付くなんて初めてだし
知識があっても驚いた


知識と言っても
友達の「◯◯ちゃん、生理になったらしいよ」
なんていう話を聞いて
生理というものがあるらしい
それは血が出るものらしい
大人の身体になるということらしい
くらいのお粗末な知識


姉兄でもいればまたちがっただろうけど
母親からは
何のアドバイスもなかったし
その手の話は
ひじょーにしづらく



なぜか「生理」の言葉を知らないフリをして
努めてなんでもない態度で


「パンツに血がついてる」


と母親に報告した私



さすがにこの時は
生理用品と生理用下着が用意されていて


「これから大変ね。かわいそうに」


という言葉と共に渡された



もしも私に娘がいたら


学校で教わったりもするだろうけど
必ず私の口からも
事前に生理について話しておいてあげたいと思う


そして初潮が訪れたなら
確かにちょっとめんどくさいけど
それを少しでも楽しく乗り切る工夫や
自分の身体を大切にすることの意味を
教えてあげたいと思う


何よりも
生理がくるって素敵なことなんだよ
あなたが健康で私もうれしい


と伝えてあげたいと思う



あの人は
そうは思わなかったのだろうか


思わなかったのでしょうね

今思い出しても涙が出てくるよ

中学1年の時だったと思う
胸が膨らみ始めていることに気がついた
着替えの時など友達を観察すると
スポーツ・ブラをしている子が何人もいる


本が好きだったので
それなりに知識はなくもなかったが
母親から生理や二次性徴について
なにか教えてもらったことはない
話題に上ったこともない


私は身長があり
子ども体型でないことを自覚していたので
自然に、自分にはブラジャーが必要だと思うようになった
母親と性的な話はしづらく
でも勇気を出して
ほんとうに勇気を振り絞って
ブラジャーを買ってほしいんだけど、と
切り出した


気まずくならないよう
努めて明るく頼んだ



母親は



馬鹿にしたような表情でわざと大げさに


「ええ!?」


と驚いてみせたあと


「まだ早い!」


と断じた



私は恥ずかしくて
涙が出そうだったが
必死でがまんした
もちろん
それ以上何も言えなかった




私にもしも娘がいたら


二次性徴が始まるより前から
かわいい下着を選ぶ楽しさを共有して
娘が私のような恥ずかしい思いを決してしないよう
先手を打ってこちらから


「かわいいブラジャー買いに行こうよ」


と誘ってあげたい

人付き合いは腹6分・もちろん家族も・いや家族だからこそ

美輪明宏さんが「人付き合いは腹6分で」とおっしゃっている


大賛成だー



付き合い始めの恋人や
小さな子どもとは
腹8分で


それ以外は
長く付き合いたい相手ほど
腹6分くらいが
よいのでは


あんまりお付き合いしたくない相手も
腹6分なら
なんとか我慢できると思う


実際に腹6分の人付き合いを心がけて実践中なのですが


一人の時間がとても充実し
以前より
自分を大切にできるようになったと感じます


そして腹6分で少ないぶん
お付き合いする時間も
大切にするようになりました


せっかくご一緒するのだから
その時間は気持ちよく過ごせるように
不愉快を撒き散らすことだけはしないように




ところが
家族特権を振りかざして
ズブズブと押し入って来ようとするのが
あの人......


頼むから
距離感保ってよ
私は腹6分でお腹いっぱいなんだよ


愚痴や不満を垂れ流したいなら
それができる友達作ってよ


あ、友達いないし作れないんだったね


じゃあ、日記書くとかブログやるとか



やらないよね


私に垂れ流したいんだもんね




もう、うんざりなんだよ......